おじいちゃんに「遅い」と怒られた話。
ベーグル屋のような低コストのお店にはいい意味でも悪い意味でもいろんなお客さんがやってきます。
この前、1組の老夫婦がやってきました。いつものように注文を受ける中で、不明瞭な部分があり確認のため何回か聞き直していました。すると会計が終わったあと急におじいちゃんの方が僕の顔を指して
「お前は遅い。働き始めてどんぐらいや?2日目?3日目?それとも2時間か?」
僕は何を言われたかを理解して悲しくなりました。
「4か月です」と答えると
「ありえん、、」
と言って去っていきました。
頭が混乱する中、次のお客さんもいたので気持ちを切り替えて接客を続けました。そして次の人が注文したベーグルを取って袋に詰めて渡すと、さっきのおじいちゃんがやってきて
「俺のサンドイッチはまだか。なんでこの人の方が先に渡されてるんだ。」と言い、
「お前は遅い。」とまた言ってきました。
さすがにこれを見かねた同僚のハズワンが「サンドイッチは注文受けてから作るから普通のベーグルより時間がかかるんだよ」と説明してくれました。優しい。
確かにテンポのいい接客はしていなかったかもしれません、しかしそれは相手が高齢だったため話すスピードなどを合わせたから。聞き直したのも英語の問題ではなくただ単に注文を明確にしたかったためです。
どこの国にもいるんだな~こういう人って。もやもやするな~
唯一の救いは「さっきこんなことがあったんだよ~」と愚痴れる友達がいること。「気にすんなよ、そいつが頭おかしいだけだから」と言ってくれました。
よく考えたら外国人労働者に向かってよくまあそんな心無いことが言えるな。。。(笑)
悲しい経験でした。