1年を自由に使えと言われたら

大学休学中の日々を綴ります

友達の家に行ってきた②

フランクがダウンタウンまで車で送ってくれることに。時刻は夜の10時を過ぎたあたり。

 

後部座席の窓を開けると気持ちいい春の夜風を感じた。窓の外から眺めるノースヨークの景色は一言で言うとエモい。

道はダウンタウンのように一直線で単調ではなく、くねくねしてて、合流があったり、すぐに迷いそう。景色も建物が敷き詰めあってるダウンタウンとは違い、ところどころにギャップがあり、余裕がある。一定の間隔にある街灯と信号機のみが街を照らしている。人気も少なく静かで悪く言えば田舎っぽい。

 

でもそれに懐かしさ、安心、心地良さを感じた。

 

まるでトロントが僕に「君がトロントに来たことは正しかったんだよ、大学を休学したことも、これまでの選択も、そしてこれからの選択もきっと大丈夫」と言ってくれているような気がした。

トロントに来て初めての感情だった。フランクが大音量で流すロックは全然知らなかったけれど外の落ち着きとうまく合わさっていたと思う。全てを肯定されている気がした。

 

今日はトロントに来て1番の思い出だった。